2021年10月24日日曜日

丸1日で都市ガスの導入工事終了

  30度を超えるような、10月とは思えない暑い1日、都市ガスを引く工事が始まりました。実家は造成してひな壇状になった宅地で下段に面した南側、道路に面した東側が石垣になっています。ガス管は道路下に埋められており、そのまま、石垣の下から実家の敷地内の地下に入ってくる段取り。石垣の高さは2メートル以上あり、かなり掘らないとガス管の位置に到達できません。

 ガス管に到達するため敷地内に掘る穴は3メートルほども必要な感じですが、実家の敷地は狭く、また道路も狭いため大きな重機は入れず、作業員の若者達はスコップの手掘りでどんどん掘り進めていきます。


 その一方で、給湯器の業者がやってきて、プロパン用の給湯器の交換作業を進めていました。こちらの方は風呂につながる配管はそのまま利用するため、あっという間に、設置作業が進んでいきました。


 穴掘り現場に目を転じると、深さは人間の背の高さほどになっています。人間の力だけでそんなに掘れるのか、と聞いてみたら「大丈夫ですよ、慣れれば掘れます」。死体を埋める連中がいるけど、浅くてすぐに発見されることが多いみたいだけど、こんなに掘ったら、まず見つからないねと冗談を言ったら、「おい埋めてやろうか」と作業を見守っていた仲間達が冗談を言い合ってます。


 午後には道路下のガス管から、敷地内につなぐ横穴が掘られていました。また、敷地内の穴を見たら、人間の背の高さどころか、掘っている作業員の姿は見えなくなってしまいました。

 また、しばらく目を離していると、道路側のガス本管と引き込み用のガス管がつながったようで、ガス管が地上へ顔を出し、家の壁を伝って、風呂側にある給湯器に向けて伸びていきました。作業はどんどん進行、道路側、敷地側の穴埋めも始まり、午後5時ごろにはほぼ作業が終了しました。給湯器のテストでも問題はありませんでした。



 担当の女性に聞くと、今回のガス管延長で新たに契約したのはうちを含め4軒とのことでした。ほかの家は実際に住まわれているので、基本料金ということはないのでしょうけどね。

 ところで、ガス料金のお話ですが、都市ガス対プロパンでは基本料金が900円対1800円。1回の風呂を沸かすのに、熱量が弱い都市ガスはプロパンのほぼ3倍、使用しますが、実際に沸かす回数は年に10日ほどなので、確実に割安になります。なお、実家の炊事場は電化されており、ガスは風呂と炊事場の温水以外に使うことはありません。

 工事終了後、近所の人とよもやま話をしましたが、その後、ガス会社にその家から申し込みがあったとか。うちを含め、同時期に建った家が計8軒。いずれも50年以上も経過していて、遅かれ早かれ建て直しが本格化しそう。そうすれば都市ガス導入になるのは間違いなさそうです。

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