2021年9月30日木曜日

今年も桃ジャム

  山梨県に出かけた際、直売店で安く手に入るケースもありますが、空振りも多いです。出荷前に桃を選別して、売れない物は「はねだし桃」として安く売っている「共選場」という施設があることを知り、昨年、出かけましたが、7月中、雨降りが続いたせいか、そのまま食べるにはイマイチでした。ただし、ジャムは美味しくできましたが。

 今年は、山梨県内の中でも桃の産地として知られる笛吹市の一宮地区にある共選場に出かけてみました。こちらは土日だと長い行列ができるらしく、夏場35度を超えることが多い、同地域で待つのは怖いなあとビビりながら出かけました。



 7月28日、平日でしたが、行列など皆無。お客さんも2,3人でした。ビビって損した気分。昨年の共選場は外に桃が置いてありましたが、こちらは冷房の効いたプレハブがあり、ゆっくり品定めができました。

 箱売りで、一番安い物で、まあまあ大きめの桃で1個200円ほどになる計算でした。結局、12個が入ったそちら一箱2800円と、もう少しグレードが上の6個入り1100円を購入しました。交通費を考えれば、とても贅沢な買い物なんですけどね。まあ、これもレジャーです。


 翌日、桃ジャム作りに着手しました。すでにそのまま食べていましたが、びっくりするような甘く美味しい桃でした。ジャムなんてもったい感じ。でも、桃はそう長持ちしないですしね。

 ジャム用に使ったのは計8個。周囲に切れ目を入れて、ぐりっと回して2つにかぱっと割って種を取り、皮をむくという手法。かなり慣れてきたせいもあり、結構短時間でできるようになりました。この段階で重さ2・1キロ。かなり甘いので砂糖は30%強の650グラムとしました。レシピでは30~40%と書かれていますが、少なくても十分甘くなります。


 実だけになった桃は2センチ角に切り、鍋に。2キロを超えるとかなりの量です。レモンは小さめ6個を使いました。90CCぐらいあり、鍋に入れました。

 後は鍋を火にかけ、煮詰めていくだけ。あくを取っていきますが、私は捨てません。小さなボールを用意して、そこにどんどん入れていきます。甘さのエッセンスみたいなもので、保存して、ヨーグルトにかけたりして食べてます。

 あまり煮詰めると、冷やしたときに硬くなるのでかなりべちゃべちゃの段階で終了。同時に煮沸消毒していた瓶に入れました。ちょっと大きめな瓶1つ、中ぐらい3つ、小さな瓶1つ。はっきり言って、このジャムはかなり美味しいです。来年も作るぞー。



 最後に今年は桃のシロップ漬けを作ろうと思っていましたが、桃そのものが美味しすぎて、あっという間に全部、食べてしまいました。こちらは来年チャレンジ。


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