桃1750グラムで桃ジャム
一昨年6個分、昨年9個分、今年は10個 、それも大きめの桃でチャレンジした。皮をむき、種を取った段階で1750グラム。昨年の1・5倍だ。この次の手順で根本的なミスを犯してしまった。2センチ角が最適なのに8分の1ぐらいにしたところで、小さく切るのをやめてしまったのだ。量が多すぎて面倒になったのか、そのときの心理はよく分からない。
砂糖も多すぎた
砂糖の分量も間違えた。一般のレシピには30~50%とある。そこでてきとーにグラニュー糖を700グラム弱を入れてしまった。40%というのはある意味、適正に見えるが、昨年までの経験だと30%ちょっとで十分。それもブログに書いていた。
大きく切りすぎ、なかなか煮えず
実際に桃を煮始めると、切った桃が大きすぎるのかなかなか煮えてくれない。10分、20分、30分と時間が過ぎていく。しびれを切らして、中をかき混ぜたり、へらで実をつぶしたりした。量の違いがあるとはいえ、昨年は沸騰するとあっという間にドロドロになった記憶がある。途中、なめてみると、少し甘すぎる。こればかりは後に戻れない。
かき混ぜて、香り飛ぶ
結局、これでいいかなと判断したのは煮始めて約50分。結構、実が大きいままのジャムになった。ちょっと甘過ぎ。問題は香りがほとんど飛んでしまったことだ。レシピを読むと、あまりかき混ぜないように書いてあった。昨年と同様、2センチ角に切り、砂糖の分量も確かめておけばよかったのに。
トータルで瓶にして5つ。去年の1・5倍もなく、2割増しぐらいの感じだった。
はねだしの方が甘かった
ところでなかなか梅雨が明けず7月中、ずっとじめじめした天気が続いたせいか、桃は少々、異変があったみたいだ。というのも、道の駅甲斐大和で昨年同様、購入した「はねだし桃」は妙に甘くて、ジャムにするのがもったいない感じがした。
これに対し、毎年、桃を購入しているフルーツ農園で1個500円もした桃はちっとも甘くなかった。この農園は少し傷んだ桃を1個100円で売っていた。今までそんな売り方はしたことはないとのことだが、ひょうや悪天候で影響を受けたそうだ。
ジャムのアクで桃シロップ
ジャム作りの副産物があった。桃ジャムを煮ていると、かなりのアクが出るので、こまめに取り除く必要がある。すると、今回の場合、コップ1個分が出た。アクは上の方に沈殿し、残りは甘ーい桃シロップになった。もったいないと思って、プレーンヨーグルトに振りかけて食べた。これも結構、美味だった。