2019年6月30日日曜日

お薬手帳を持ってないとシール発行しません 薬局の対応に怒って抗議

先日、今シーズンA型、B型2つのタイプのインフルエンザにかかったとの話を書いたが、その際、薬局で非常に不愉快な目に遭った。処方された抗インフル薬を薬局で購入したのだが、お薬手帳にはるシールが入っていなかった。熱が下がり体調が戻った後、シールをもらいに行ったのだが、お薬手帳を忘れたというと、「シールは発行できない」と言われた。


手紙で抗議


 抗がん剤治療の影響か、ほぼ2カ月に1回ぐらい新たな感染症にかかり、医療機関を受診しているが、薬局でそんなことを言われたことはない。そこで頭に来たことも手伝って手紙を本社に送って抗議した。


以下はその要約


 御社の薬局できわめて不愉快な対応に遭遇しましたので強く抗議します。お薬手帳に貼るシールの取り扱いのことで、お薬手帳を持参しなければ発行しないとのことでした。実は薬を受け取った際、シールが入ってないことを知り、後日、あらためて出かけたときの対応です。「お薬手帳がない」=「シールを発行しない」、とはお薬手帳の意味合いを全く理解していないばかげた対応でしょう。

 私はステージ3の悪性リンパ腫患者で抗がん剤治療の影響で多くの感染症にかかっており、大量の薬剤を処方されてきましたが、ほかの調剤薬局でこのような不愉快な対応をされたことはありません。一刻も早く、お薬手帳の意味合いを理解するよう社員を教育するとともに、私に対して、そちらの費用で郵送にてシールを発行するよう要求します。今回の手紙の郵送料もそちらで負担してください。

 病院で薬を処方される際、常にお薬手帳を持参しているとは限らないしょう。急な発病もあれば、旅先での発病もあるでしょう。御社は全国で展開しているのでしょうが、そういうケースにも同様の対応をしているのですか。今回の対応を見てると、シールを発行しない調剤薬局ということなのですね。何のため?コスト削減ですか。

 これまでお薬手帳を忘れた場合、その場でシール発行を頼み、発行してもらってきました。わざわざ後日、出かけてあの対応とは信じられません。お薬手帳という制度自体、私のような患者にとってとても意味あるものです。それを、薬局側が踏みにじるとは、驚き以外、ありません。

そして2日後、薬局からスマホに電話がかかってきた。

2019年6月24日月曜日

あこがれのアウトドアライフ、ソロキャンプ訓練(2)

取りあえずキャンプ飯に着手

生まれて初めてソロのデイキャンプに挑戦してみた。場所は山梨県道志村の道志の森キャンプ場。まずテント設営を始めたがうまくいかず、先送り。ちょうどランチ時と、キャンプ飯作りに着手した。

 980円の折りたたみアルミテーブルを置き、ヘリノックスの高級チェアを組み立てる。地べたにぺたっと倒れたままのテントはレジャーシート代わりだ。

バーナーでフライパン料理


 今日のメニューはラムチョップと付け合わせ野菜の焼き物。テレビのアウトドア番組やネットで見たレシピだ。アルミテーブルの上でバーナーを組み立てて着火し、フライパンを乗せる。モンベルで買ったばかり。フッ素加工され直径17センチほどだ。

味付けはマキシマム


 少し温まったところでラムチョップとニンニクを入れる。油がないので、ラムチョップは油代わりだ。フライパンに入れるとジューっと良い音。いい香りもする。片面が焼けたところで裏返し、野菜を並べる。上からマキシマム。少し多めに振りかける。後はクッキングホイルを上にのせ、火が通るのを待つだけだ。


焼き加減ぴったり、うまい 


2、3分したところで、ラムに切り目をつけると、中まで火が通っている。周囲の野菜も大丈夫。ラムチョップを一口。うまい!焼き加減もちょうどよく、脂身が美味しい。パプリカ、ズッキーニ、インゲンの焼き野菜も美味しい。まったく文句なしだ。

 バーナー料理はこれまで火が強すぎて何度も失敗してきたが、今回はちょうど火加減がよくなったみたい。あっという間に平らげてしまった。おむすびもちょっとだけフライパンに乗せて焼きおにぎり。

料金1000円徴収


 ちょうどそのとき、キャンプ場の管理の車がやってきた。これが話に聞く料金徴収だなと分かり、お世話になりますといって駐車料金500円とキャンプ料金1人分500円合わせて1000円を払った。ホントは自ら管理棟に行くのがルールみたい。

テント設営に再挑戦


 テントがどうにも悔しい。ネットで調べてみると、ポールの詰まりは何度かたたくと出てくると書いてあった。針か釘が必要かと思ったけど、そうでもない。石の上で、思いっきりコンコンと繰り返す。すると、確かに土が出てきた。「いけるじゃん」と設営再開だ。


今度はうまくいく 


 今回はまずテントの角1カ所をペグで固定した。土地は硬いかと思ったけど、金槌で打つとあっという間に入った。そしてテント側ポールから抜けないように注意深くポール反対側を対角線上のテント側ポールに押し込む。力の均衡がうまくできたのか、ポールは大きくしなっている。今度は交差するポール。これをテント側にポールに差し込むと、テントが自然に立ち上がってきた。3カ所固定できたのでもう大丈夫の雰囲気。4つめの固定は簡単にできた。

 ポールをテントに固定するフックに連結させるとさらにテントらしくなった。ここまではインナーテント。カバーを掛けるのは簡単だった。ファスナーを開けて、テント側のシートの上にクッションを敷く。その昔、こんなクッションはなく、ゴツゴツして痛かったけど便利になったもんだ。

土日は混むのかな 


 目標を終えたところで、キャンプ場内を散策することにした。平地に見えたけど、上流に向かって結構、上がっている。川沿いほぼ10メートぐらいおきに車とテント。おそらく土日だともっと混むのかな。川沿いの幅を考えると、あまり車が入ると離合が大変かもしれない。

装備充実、ソロキャンプの男性の姿


 ふと見ると、ソロキャンプらしい若い男性。自分が設営したものをみんな写真に収めている。1人なのに大きな焚き火台、椅子、テーブル。タープもある。かなりのベテランかもしれない。あまり若くはない女性の2人連れ。車にタープを取り付ける、カーサイドタープが設営されていた。あれは便利が良さそうだ。


 あちこちからまきを焼いた香りが漂ってくる。時間が時間なので、夕食に取りかかる人は見かけず、テントの中で眠っている人とかを見かける。少し上ると、コンクリートが敷き詰められた広場を見かけた。ちょうど水洗い場周辺を掃除しているキャンプ場の人を見かけたので何か聞いてみた。「夏場、プールになります」。へえーこんな場所にねえ。ちょっと想像がつかない。

標高800メートル、夏場も涼しく


 ついでに標高を聞いてみると、800メートルぐらいあります。真夏でも朝晩は寒いから1枚シャツは必要かも。確かにその標高だと都市部とは4、5度は違うはず。実際、この日も首都圏は28度ぐらいあったが、キャンプ場は23、4度ぐらいか。Tシャツ1枚では明らかに寒い。

使い捨て、えのついた掃除ブラシ持参


 トイレに入ってみた。きれいに清掃されている。海などでうんこのこびりついたトイレを見ていやになることがあるけど、そうでもないのかな。ただ、今後、キャンプに出かけるときえの付いたブラシみたいなものを持って行こうと思ってる。あれって100均でも買えるし、もしうんこを掃除したら、そのまま置いて帰ればいい。

 そんなことを思いながら、テントを撤収。10分ほどで片付け、キャンプ場を後にした。これなら泊まりキャンプも大丈夫そう。そんな自信がついた。


2019年6月23日日曜日

三井物産、今年も株主総会でお土産 あっぱれじゃ

 お土産廃止が主流となり、すっかり楽しみがなくなった株主総会。そんな中で三井物産は今年もやってくれました。お土産はサッポロウエシマコーヒーが藤女子大学と共同で開発した「北海道の玉ねぎまるごとスープカレー」箱入り2セットでした。

 2つ合わせて税抜き1300円。いつも楽しいお土産ありがとうって気分です。あらゆる物を販売する商社ってこうじゃなきゃ。三菱商事、住友商事に伊藤忠、みんなお土産なしだけど、どーしたんだろう。商売人のど根性を見せて。


品川駅から高齢者かき分け歩く


 昨年まではマイカーを会場のグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールの駐車場に停め、駐車時間を短縮するためにほぼ走るようにしてお土産をもらっていた。出勤日の今年は電車利用。6月20日午前10時前、途中の品川で降り、柘榴坂を一目散に上っていく。スピードを上げたいところだが、前を歩くのは大半がお年寄りの株主さんたち。なかなか追い越せず、途中から車道を歩く。



 6、7分歩いたところで、品川税務署隣の会場入り口に到着。豪華なホテルの中を通って会場へと向かう。ホテル内も、株主総会客でごった返している。商社もデパートも食品メーカーもみーんなお土産をやめた昨今、よけいでも三井物産総会に集まったのかも。


オレンジジュースをぐいっと


 そう時間もないので、受付で議決権行使用紙を渡し、会場への入場カードをもらう。といっても、まったく総会には興味はなく、2階に上がって無料の飲み物をもらいに向かう。歩いて暑かったので本日はオレンジジュース。ぐいっと飲み干すと、これで私の総会は終了。下りエスカレーターに乗り、入場カードと引き替えにお土産をもらって退散した。

北海道の玉ねぎまるごとスープカレー


 例年のように白い紙袋に入ったお土産は「北海道の玉ねぎまるごとスープカレー」箱入り2セット。紅茶セット、オリーブオイルにパスタ、東北の魚缶詰など毎年、よく工夫されたお土産が出る。いずれも宣伝を兼ねてだろうけど、こういうのが商売だと思う。

杖をついたおじいさん、目的はお土産ゲット


 驚いたのは腰が90度ぐらいに曲がって、杖をついた小柄なおじいさんが前を歩いていたこと。総会客だろうけど、この状態で来るなら、長年の三井物産ファンかと思ってた。ところが飲み物コーナーで再び姿を見かけたと思ったら、すぐにエスカレーターでお土産コーナーへ。つまり、お土産をもうらためだけにお越しになったみたい。あれだけ歩くの大変そうなのに。人間、そんなもんなのかなあ。人のことは言えないけどね。

 品川駅に戻ったのが10時30分。ちょうど30分でお土産ゲット作戦終了。いや満足。というほどでもないか。

2019年6月22日土曜日

あこがれのアウトドアライフ、ソロキャンプ訓練(1)

 ワイルドライフにあこがれていた。現職が終われば、狩猟免許をとってジビエ生活なんて夢見てた。でも、大病にかかりワイルドな生活は体力的にも無理となった。そこで考えたのがワイルドはなくアウトドアな遊び。少しずつ装備を買ってきたのだが、体力低下は甚だしく、夏になれば高熱の風邪。大病の治療を終えて3年間は何もできなかった。でも、ようやく体力も回復したのか、万全の体調でアウトドア遊びができそうになってきた。その第一弾として、ソロのデイキャンプをやってみた。

 正直なところ、キャンプというより、今後のキャンプに向けての訓練の気分。結果はまずまず。技術的な部分は、何となく大丈夫の感じがしてきた。問題は体力だろう。


道志の森キャンプ場


 キャンプに選んだのは山梨県道志村の道志の森キャンプ場だ。最近のキャンプ場は露天風呂からへたするとエアコンの設備まであると聞くが、そんなものにはさすがに興味がない。炊事設備も不要だ。水はあってもなくてもいい。それなりに管理されたトイレがあればいい。こうしたキャンプ場はさすがに子連れに受けが悪そう。ということは、子供が少なく静かなキャンプができる。そんな基準で道志の森を選んだ。

ランチはラムチョップ


 災害に備えて、テントや寝袋などはわが愛車のSUVプジョー2008に常時、積み込んである。バーナーやガスボンベ、フライパンなど管理が必要なもの積み込む。途中スーパーに立ち寄り、ランチのメニュー、ラムチョップとおむすび1個を買った。付け合わせの野菜、ニンニクはすでに自宅から持ってきている。味付けは少しだけ話題の宮崎県で人気のマキシマムだ。

1時間40分で到着


 自宅を出て1時間40分。東名で少し渋滞はあったものの、圏央道相模原インターを降り、国道412,413を走り到着した。手前には道の駅「どうし」があり、寄ってみたが、必要なものはなかった。キャンプ場は国道413から1キロほど入ったところにある。キャンプ用のまきを一束で売ってたりしてアウトドア気分が高まってくる。

平日、10~15メートルおきに1台


 キャンプ場入り口に着いた。何をどうしていいのか分からないが、ネットで「車を停めればいずれ料金徴収にやってくる」という記述を見ていたので、とにかくキャンプのスペースに入り込むことにした。川沿いの平坦な場所のあちこちに車が停まり、テントが設営されていた。平日だから、ガラガラと思ったがそうでもない。10~15メートルおきに1台というところか。


テント設営でつまずいちゃった


 川に近い場所は道路も兼ねているのか、小石が敷き詰められ硬そうだ。逆側の木立よりにテントを設営することにした。テントは家の中で立ててみたことはあったが、屋外で本格的に設営するのは初めてだ。


 だが話はそう簡単ではない。ポールを屋根部分の袋のようなところに通すことは、過去の練習で学習していた。しかし、ポールの端を差し込むテント側のポールがすぐにはずれたりして、なかなか前に進まない。そのうち、ポールの中に泥がつまり、テント側とつなげなくなった。あー、なんだ最初からつまずいちゃったじゃないか。

2019年6月20日木曜日

株主総会、今年の初土産は全国保証 ガトーショコラ

 梅雨入りし、例年のように株主総会のシーズンになった。寂しいことに、総会のお土産廃止が一種のブームのようになり、総会に出かける楽しみはほぼなくなった。都心まで往復でほぼ1300円。これだけの経費をかけて出かけるのだから、来られない株主との公平を保つためと言われても、どこか納得できない。とはいえ、「総会乞食」なんて揶揄する声もあり、ほどほどかなとも思う。そんな中で6月14日、全国保証株式会社の株主総会に出かけてきた。


クオカード3000円にひかれて「つなぎ売り」


 実はこの会社のこと、よく知らない。住宅ローンとか団体信用とかの保証をしてるのかな、というてきとーなイメージで買った株。というか、クオカード3000円という株主優待につられて「つなぎ売り」した株で、現在は持っていない。


行きの経費は86円


 ただ、ネットで調べると昨年もお土産が出ており、今年の通知にも「お土産廃止」の文言はなかった。会場は東京駅近くで出勤前に寄るのがちょうどいいと判断した。

 新橋で降りる電車を乗り越して東京まで行く。定期は持ってないので、行きでかかった費用は実質的に乗り越し分だけ。パスモで86円


 午前10時過ぎ、東京駅に着いた。地下道をJPタワーに向かう。東京駅地下道をあまり歩くことがないのでちょっと迷うけど、JPタワーと隣接したKITTEには何度も行っており、だいたいの勘所で入り口を見つけた。


お土産は先渡し


 エスカレーターで上がると、そっちはオフィス。会場のホールはKITTE側にあるようで、ちょっと焦りながら別のエスカレーターで4階まで上がった。

 お土産は先渡しと聞いていたが、議決権行使書を提出すると、入場カードとお土産が渡された。会場に入ろうかと思ったが、時間を見ると、10時15分。うーん、ちょっときつい。

おしぼりは袋入り本物タオル


 急いだので汗が止まらない。ふと見ると、袋詰めされたおしぼりがあった。ファミレスで出るヤツだなと思って袋を開けるとびっくり。なんと中は小さいけど、ホントのタオルが入っていた。


本店目黒、1080円なーり


 その横がちょっとした休憩室のようになっていた。人もいなかったので、お土産の中身を見ることにした。おーいお茶350CCと一緒に入っていたのはOGGI(オッジ)という店のガトーショコラだった。目黒に本店がある、それなりに有名な店みたい。6個入り。調べてみたら1080円だった。

交通費219円


 出勤時間のことを考えてこれでタイムアップ。持ってない株のことだし、まあ、これでいいかと退散した。帰りの東京-新橋間はパスモで133円。結局、行きと帰りで合わせて219円で1080円のケーキをゲット。時間はあるとはいえ、株売買ではあっという間に何万円も失ったりするのに、妙な話。

 全国保証のつなぎ売りをめぐっては、クオカード3000円分がゲットできるが、空売り手数料367円(貸株料含む)、現物買い手数料270円。配当はもらえるけど、配当落調整金で結局1767円が持ち出しになるので、実質的な儲けは500円ぐらいかなあ。

あおり運転「どっちもどっち」。自分のレベル低さを自覚せよ

いきなり、あおり、そんなバカな


 昨年から今年にかけ、あおり運転けしからんのムードが高まってる。九州の若者にあおられたあげく夫婦2人が死んだ東名高速の事故でさらに、あおり運転非難ムードは高まっており、テレビではドライブレコーダーの映像で、あおりの姿をしょっちゅう見せている。でも、こうした事態にどこか疑問を感じていた。高速での急ブレーキなど自分が死ぬ恐れがあるのに、危険運転をするってどういうことなんだろうか。走っていて、いきなり、特定の車に目をつけ、あおったりするのだろうか。


河北新報が報じた


 どう考えても、それはおかしい。あおりが激しければ激しいほど、あおられた側にも実は何か起因する行為があったのではないか。と思っていたら、ネットで仙台の河北新報で「あおり運転 どっちもどっちのケース大半」という記事を見た。

記事は以下をクリック
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190121_73012.html

あおられ側にも、大半があおり行為


 それによると、ドライブレコーダーの映像データを持参した相談で、内容を分析すると大半は相談者側にもあおりに近い行為があるという。「自分の行為を自覚した上で、刺し違えてでも相手を摘発しようと怒り心頭で訪れる人もいる」


他人にブレーキ踏ませる運転に気づけよ


 「やっぱり」なのだ。高速道路の入り口などで、よくあるのは「そのタイミングで入ったらこっちがブレーキを踏むようになるじゃん」。同じことは車線変更でもよくあり、こちらを待って車線変更したら、という場面で強引に入ってくる車が実に多い。年齢に関係なく男女に限らずだ。気の短い人なら、必ずかちんとくるだろう。

物言いに気をつけないと


 東名の事故ではサービスエリアで変なとめかたを注意されたのが、あおりのきっかけだという。具体的なやりとりは知らないが、そのときの物言いが、あおり側に火をつけた可能性はある。

 河北の記事によると、「前の車にブレーキを踏まれた」と男性から110番があり、車を特定して、事情を聴くと「後ろの車に急接近されて怖くなり、注意の意味でブレーキを踏んだ。むしろこちらがあおり運転の被害者だ」。実際、こんなものだろう。

テレビ局のあおり、もしかしたら加害者に加担かも


 それと、「あおり運転被害」をテレビ局があおっているということだ。ドライブレコーダーの映像を映す気持ちは分かる。しかし、彼らはジャーナリズムの世界に身を置く人たちだ。あおられたのが善意の被害者か、それとも加害者か、徹底して調べる必要がある。

 警察など公権力の発表に依拠せず、映像を流すのであれば、自分たちで検証するしかなかろう。ワイドショーなどを見ていると、いきなりそんな「あおり」をするヤツはいないわ、と思うケースが大半だ。流すなら、どっちもどっちであることをきちんと流すしかなかろう。

あおり、人間のレベル低い


 宮城県警は「あおり運転の多くは感情的な報復合戦。挑発に乗らず心のゆとりを持ってほしい」と呼び掛ける。全くその通り。というか、そのレベルの人間にまで落ちたくないものだ。


2019年6月15日土曜日

撮影可能絵画の展示スペース 渋谷の絵画展「印象派への旅」

 東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の展覧会「印象派への旅」に出かけてきた。19世紀から20世紀にかけて、スコットランド・グラスゴー出身の海運王といわれたウィリアム・バレルのコレクションから西洋近代絵画を中心に、計80点の作品が展示されていた。

 そこで珍しい掲示を見かけた。最後のスペースが「これより先、写真撮影可能」と記されていたことだった。美術館や博物館といえば、カメラに×マークがついた掲示が当たり前。中には著作権とは全く無縁な古い建物の内部でも撮影禁止のところがあるし、聞いても明確な答えがない施設が掃いて捨てるほどある。そんな中で「撮影可能」とはどうして?と聞いてみた。


「売り」の作品、撮影可能


 展示会場にいた女性は「日本の受け入れ側とコレクション側の学芸員が話し合って、撮影可能な絵画を選び、それをこのスペースに集めました」と話した。実はもう一つ不思議なことがあった。展覧会の無料チラシ(見開き)には10枚ほどの絵画が載っているのだが、うち4枚は撮影可能スペースに展示されていた。 

 ちなみに以下の、ウジェーヌ・ブーダン《トゥルーヴィルの海岸の皇后ウジェニー》、ギュスターヴ・クールベ《マドモワゼル・オーブ・ドゥ・ラ・オルド》、アンリ・ル・シダネル《月明かりの入り江》、ウジェーヌ・ブータン「波止場」の計4枚。チラシに載せるぐらいだから、今回の「売り」の作品とも思われるのだけど、わざわざ撮影可能に選んでいた。

《トゥルーヴィルの海岸の皇后ウジェニー》

ギュスターヴ・クールベ《マドモワゼル・オーブ・ドゥ・ラ・オルド》

収蔵物を見せる方向に


 勝手な推測だが、ようやく日本も美術館博物館が収蔵物を隠すことから、見せる方向に変わってきたのではないか。どこかで読んだのだが、世界的に見ると、絵画を中心に収蔵品をホームページでどんどん公開し、ダウンロードもできるようになっているらしい。



 かつて、どんな収蔵品があるのか、常設展示はどんな絵画が見られるのか、あらかじめ見ることはとても難しく、「会場に入ってのお楽しみ」だったが、今は絵画を広く公開することによって見に来てもらおうというのが流れらしい。


美術品は公開するためにある


 確かにダヴィンチのように何百年も前の作品なら、著作権もなく、国民の資産として見せるのは当たり前のことだろう。現在のようにネットで簡単に公開できるなら、それにこしたことはない。

 収蔵品が貴重な財産であるかのようにほとんど情報を出さない美術館もあるが、美術品は公開するためにあるもので、物理的に傷つくことがないネット上なら何の問題もないはず。さらに絵を傷めるストロボの不使用が守れるなら、会場での撮影もOKだろう。

 もちろん、フェルメール展のように人がごった返す展覧会で撮らせるべきだなどというばかげたことは言わないけど。

印象派の作品はあまり多くない


 もっとも最大の売り物と思われるドガの「リハーサル」マネの「シャンパングラスのバラ」、セザンヌ、コロー、ルノワール、ゴッホらは対象外。まあ、ここら当たりが限界なのかもしれない。

2019年6月12日水曜日

高齢者ドライバーにはマニュアル車 自分は死んでも人は殺さない

 10連休は出身地の中国地方の町で過ごした。人が住まない実家があるだけだが、セカンドハウスとして気楽に利用している。その期間、車修理工場を営む中学校の友人から軽自動車を借りた。そして、友人が車を置いていてくれた駐車場で車を見つけ、乗り込んで驚いた。なんとマニュアル車だったのだ。

 オートマが出現しても、結構長い間マニュアル車に乗っていたが、もう10年はほとんど運転していない。実家片付けのためこの友人から年に1度ぐらい、軽トラを借りたときに運転した程度だ。走り出していきなりエンスト。信号で止まった際、クラッチを踏み忘れたのだ。

慌てると速力低下


 そこで思ったのだ。高齢者ドライバーの事故が社会問題化しているが、彼らにはマニュアル車を運転させたらどうだろう。マニュアル車を運転したことがある人なら分かるだろうが、慌てたり、ぼんやりしていたとき、マニュアル車は多くのケースでとまったり、スピードが低下したりする。つまり、急発進して、歩行者を殺害したりはしないのだ。

信号でエンスト


 乗ってみて最初の日は結構、情けない運転をした。信号でのクラッチ踏み忘れ。エンスト。クラッチを踏んでもギアのシフトダウンを忘れ、慌ててアクセル踏むも、ノッキング→エンスト。まあ、よく止まった。

 エンストしたときはすぐにブレーキを踏まないと追突されるぞ、そんな言葉を思い出したが、とっさに足が反応してくれない。これは自分に危険。でも、止まるのだから人様に迷惑をかけることはない。とにかく、クラッチ操作をちゃんとやらないと車は止まってしまうのだ。

シフトダウンしないと速度上昇しない


 スムーズに走ってるとき、ブレーキとアクセルを間違えて踏んだら、マニュアル車でも同じだろうと指摘されそうだが、もちろんそういうケースはある。でも、急にアクセルを踏んでも、シフトダウンしていなければ、ノックするだけで、そんなにスピードは上がらない。そこでギアチェンジに気づく人なら、踏み間違えたりもしないだろう。

クラッチが大事故を防ぐ


 高齢者の事故のニュースを見ていると、急発進で人をはねるケースが多い。2019年、新宿でお茶を飲んだらむせて慌ててアクセルを踏みすぎる事故があったが、これなんぞ、マニュアル車なら速度は上がったりしないので、軽微な事故にとどまるだろう。

 コンビニ駐車場でバックの時や、発車の際、店に飛び込んだ事故もあるが、クラッチなどという面倒な操作ができる人なら、アクセルの踏み間違いもないだろうし、単にアクセルを踏んだだけなら、それはエンストするだけだ。ブオンブオンの空ぶかしが高齢者ドライバーの特徴になったりして。

オートマ車は事故の原因


 というわけで、オートマ車がアクセルを踏むだけで走り出した結果、事故につながっていくのに対し、マニュアル車は車が止まる方向になることが多い。そんなことを考えると、高齢者にマニュアル車を与える。運転が難しくなるので脱落者も増えるし、高齢者が若い人の命を奪うような悲しい出来事も減るだろう。

 日本の産業の屋台骨である車のメーカーは売り上げが減ることを決して許しはしないだろうけどね。

2019年6月6日木曜日

虎の門病院の新病院を受診した 少しだけゆったり

 10連休明けから外来診療が始まった東京の虎の門病院の新病院を受診した。スペースが狭くて人があふれかえっていた旧病院に比べると、当然、ゆったりとしていた。ただ、高層化した分、ワンフロアのスペースが狭く、患者用の遅いエスカレーターを多用するため、移動には結構、いらいらさせられた。身動きが取れないというほどの混みようではないが、あまり余裕を感じない造り。やはり東京のど真ん中、仕方ないのかな。


政治家、大物御用達


 虎の門病院といえば、かつて大物政治家や財界関係者らが入院、最期を迎えることも多く、マスコミの出入りが多い病院として有名だった。最近は白血病など血液のがんに強い病院として、一時、水泳の池江が入院しているのではないかと噂が出た(入院の有無は知らない)ほど。悪性リンパ腫で死亡した大相撲の時天空は実際に入院していた。

老朽化進む


 ただ1980年ごろできた新館を含め、古さはいなめなかった。正面玄関を入ると、診療費支払いと入院手続き中の患者であふれかえり、その先に進もうとすると、採血を待つ人と初診受付の患者が通せんぼ。各診察室前の長いすはほぼ埋まり、診察室と長いすの間は車いすはやっと通れる幅しかなかった。正直、20~30年前の病院の雰囲気で、とても最先端の病院とは言い難たかった。

地域が再開発中


 新病院は、旧病院に隣接した場所に建てられた。地上19階地下3階の高層ビル。元々は国の印刷工場があった場所で、もう1カ所隣接する共同通信会館とともに再開発中。先行してできたのが虎の門病院の新病院で、旧病院跡には高層のオフィスビルが建つ予定だ。

2階、広くはない


 周囲は完全に工事が終わったわけではないため、あちこちに囲いができている。最寄りだった銀座線の虎ノ門駅からは100メートルぐらい遠くなった。虎ノ門駅方向から行くと、まずエスカレーターで2階の受付へと上がる。再診受付(機械だけ)や支払い、入院手続きの窓口はこちらに集まっているが、あまり広さを感じない。

ゆっくりエスカレーターにちょっといらいら


 再診手続きを済ませ、初めて自分の診察室が4階だと知る。エスカレーターがゆっくりしている。2階から3階、3階から4階といずれも高低差があり、長い上に遅いので、なかなか着いてくれずいらいらする。時間的余裕があってよかった。
 4階は四角い部屋で、2つの辺に診察室が5、6室並び、その間が待合室になっていた。時間的な関係なのか、それほど多く埋まっているわけでもなかった。各診察室には電子掲示板があり、診察番号が表示されていた。これは旧病院と同じだが、字が大きく、遠くからでも見えやすい。


トイレが広くなった


 採血して結果が出るまで1時間ほどかかり、通常は結果を待って診察の順番が来るが、それもいつもの通りだった。診察室は印象としてはほとんど同じ大きさ。エスカレーターが遅いと主治医に告げると、こちらも困っている。患者さんがどんどん文句を言ってほしい、とか。
 違いとして気づいたことは二つ。一つはトイレが広くなった。前は小を済ませた後、ほかの患者が来ると、すれ違うことさえ困難だった。


食堂も消える


 もう一つは、食堂・売店がなくなり、ナチュラルローソンだけになったこと。ローソンコーヒーがあるため、まずい自動販売機コーヒーからは解放された。ローソンの前には5、6人座れるカウンターとテーブル5個があり、皆さんそこでコンビニで買ったご飯を食べたりお茶を飲んだりしていた。しかし、食堂をなぜつぶしたのか。抗がん剤治療などで病院食が全く食べられない患者がモーニングを食べている姿をよく見かけた。そうした患者にコンビニだけというのはちょっとつらいのではないか。

 古くて狭くて、シャワー室も大丈夫かと思った病棟。上層階にあるがどんな風になっているんだろうか。2度と入りたくはないが、ちょっと気になる。


2019年6月5日水曜日

3年越し、ようやくカープ勝ちゲーム

 一昨年から年1回ほど、首都圏各地で広島カープのゲームを見ているが、なぜかいずれも完敗で3連敗中。5月30日、神宮でのヤクルト戦でようやく勝ちゲームを見ることができた。試合は13-0と一方的だった。アウエーで3タテは気持ちいいけど、ヤクルトはチームワーストタイの14連敗。見ていて、かわいそうな気もした。


3塁寄り、回りはみんな赤ヘルファン


 五月晴れで空気が乾燥した気持ちいい夕暮れ。会社から都内をテクテク8キロも歩いて試合開始10分ほど前に着席した。友人が取引先からもらったチケットで、座席はベンチ裏から少し3塁寄りで、周囲はほぼ全員が赤いレプリユニフォームを着たカープファン。カープ女子も多い、かなり前の方。これまでネット裏のかなり高い位置で見ていたので、違う雰囲気を感じる。ピッチャーの球筋が見えないのはちょっと寂しい。


ツバメ、なすすべなし


 試合開始直後、2アウトからあっという間に動いていく。絶好調のバティスタ、珍しく右打ち。ライナーでライトスタンドにたたき込む。鈴木誠也、西川が連続ヒット、続く先発捕手の磯村がタイムリー2ベースで3-0。ヤクルト先発の原、それほど不調にも見えないがなすすべもない。

ホットドッグ400円


 ちょっと安心したところで、売り子のおねーさんにビールを注文。750円なり。試合開始前から3杯もビールを飲んでいた友人は早くもハイボール。横浜球場に比べると、女の子が少し美人か。さらに、食べ物を買いに行った。ホットドッグ400円。案外安い。
先発は高卒2年目の大冒険

2年目山口が先発


 1回裏、広島の先発は山口翔。熊本工業出身の高卒プロ入り2年目の投手をいきなり先発に抜擢だ。5月に入って12連勝を含む18勝と余裕のなせる技か。ただ、広島は4月の絶不調があったためか、先発ローテーションを大瀬良、床田、ジョンソン、野村、アドゥワの5人で回している。去年はシーズンの多くを6人で回しており、いずれ疲労が影響しそうと思っていたら、ここで若手起用となった。一昨年活躍した岡田、藪田はどうしたんだろう。


同郷同年齢の村上と対決


 それはともかく山口がいい。145キロ超えのぐらいのストレート。標準的な早さだが、伸びているのか打球が詰まってる。2番青木、3番山田をストレートで凡フライに抑える。横から見ているので、カーブ、スライダー、カットボールなどどんな球種があるのか、まったく分からない。続く2回も、同い年で同じ熊本出身の19歳4番バッター村上をセカンドゴロに仕留め、バレンティンは見送り三振。取りあえずひと回りは抑えそうな雰囲気だ。

 4回、広島が1点追加、5回も1点追加の後、打率1割台と絶不調の田中のタイムリーで1点。ランナー2,3塁で、山口の時、ワイルドピッチで振り逃げでこの回3点目。ヤクルトもう集中力が切れているのか。

初先発の好投、よくあるけどね


 相変わらず山口の好投が続く。3回裏、初の四球を出したものの、4、5、6回と三者凡退。6回は田中の3ランで10-0になった。周囲のカープファンからノーヒットノーランの声が出始める。若いピッチャーの初先発の時、よくありがちだが、生きのいいたまにヤクルト打線も戸惑っているのかもしれない。

 7回のヤクルト。青木、山田と凡退。しかし、前日、広島のエース大瀬良から3ランを放った村上が意地を見せる。振り遅れ気味の詰まった打球はぽとりとレフト前に落ちた。ようやく初ヒット。すでに11-0。勝負は終わっている。

周囲総立ち、なーんも見えねえ


 しかし、広島打線が好調なのはいいんだけど、タイムリーヒットやホームランが出るたびに周囲が総立ちになる。田中のスリーランはセンターフライかと思ってたら、ホームからセンター方向にまっすぐ吹く風のためか、バックスクリーンに飛び込んでいた。もちろん、飛び込むところは見えず、あれがホームラン?
 またカープ攻撃中はずっと応援歌を口ずさんでいるおにーさん。ほとんど鼻歌状態なのだが、ストレスいっぱいの人生を送ってるのかなあと心配になる。
 

13対0 安心だけどつまらない


 広島は8回から菊池、中村恭という、勝ちパターンではない投手陣をつぎ込む。何せ9回にバティスタの2ランで13-0。満員御礼のアナウンスがあったが、もはや1塁側スタンドは半分ぐらいしか客がいない。9回裏、荒木のヒットが出たものの最後のバッター村上が三振。そりゃ力も入らないだろう。トータル2安打。テレビを見ていた人の話では映し出されたベンチの中は悲痛な雰囲気。小川監督も弱々しく見えたという。こういう試合って安心だけど、やっぱつまらないわ。


山口、うまく成長してくれれば


 この日のヒーローはもちろん山口。若手というか初先発投手の場合、次も好投するとは限らない。初登板でノーヒットノーランまでやりながら生涯12勝というケースもあるし、現にドラフト1位で広島に入った矢崎(旧制加藤)は初先発で9回1死までノーヒットノーランという好投をした。しかし、矢崎は今も2軍にいる。山口は150キロをばんばん超えるスピードがあるわけでもない。ただ、コントロールは良さそうなので、うまく成長すればいいとは思う。

 しかし、ヤクルトは今シーズンどうするのだろう。その後16連敗でストップした。打線はかなりのものだが、投手陣がいかんせん悪すぎる。先発、中継ぎ、抑え。29日の試合では連投中の後藤に回またぎをさせた。こんなことをやってると投手は必ずばてる。

2019年6月4日火曜日

2回インフルにかかっちゃった 1シーズンにA型とB型

 1シーズンにインフルエンザに2度かかるなんて、冗談かと思ってた。大きく分けてA、B2つのタイプがウイルスが原因とは知っていた。でも、2つともかかるかなあ。抗がん剤治療の免疫低下-なかなか回復してくれないのかなあ。

 10連休も終わりに近づいた5月4日午後、急に寒気がしてきた。遠出をしていて、夕方新幹線に乗ったのだが、のども痛くなり寒気も続く。こりゃまずいと思い、セキをするときは、上着で口を覆った。少し離れた席で、口を覆うこともなくセキをし続ける馬鹿野郎の男もいたけど。自宅に戻り熱を測ると37・4度。ちょっとした風邪かなと思った。翌朝36・5度。平熱だ。


2日目に38・8度


 ところが、午後から再び寒気がし始めた。車でちょっとドライブしたのだが、明らかに本格的な風邪症状だ。夜、熱を測ると38・8度もあった。今年1月にA型インフルエンザにかかり、ひどい目に遭った。いきなり39・9度まで熱が上がった。新しいインフル治療薬、ゾフルーザですぐに熱は下がったものの、3日間はリンゴしか食べられない上、倦怠感は1週間続き、体重は4キロも減った。

A型に比べ症状はマイルド


 それに比べると症状はマイルドだ。熱は出たものの、しんどくて動けないということはない。翌5月6日も朝は38度を超えている。夜に解熱鎮痛剤のカロナールをのんだのが、ほとんど効果はなかったようだ。休日診療所へ行くことも考えたが、この程度のしんどさなら我慢でき、ウイルスをまき散らすだけだと思いやめた。

連休明けにB型と診断、イナビル処方


 連休が終わり社会が動き始めた7日。病院は患者が多いと思い、行かず。熱は37度台前半まで下がってきた。そして8日、やっぱり気になり近くの内科を受診。検査で「Bが出たよ」と診断を受けた。熱は36台に下がってる。薬はどうするかと聞かれ、「いらないかな」と答えると、症状が出てるんならのんだほうがいいと言われ、イナビルが処方された。

あっという間に症状治まる


 イナビルの効果はともかく、症状は改善。普段なら、のど痛や鼻水の症状がしばらく続くが、あっという間に治まった。インフルと思われる症状でこれほど早く治った経験はない。B型は軽いというが、やっぱりそうなのか。

 血液のがんで強烈な抗がん剤治療を4年前に受け、白血球が一時0になった。そこから立ち上がっての免疫なので、明らかに抵抗力が弱くなり、帯状疱疹や副鼻腔炎、中耳炎など感染症のオンパレードが続いてきた。このため、毎年、インフルも予防接種を受けている。しかし、まったく役に立たなかった。(症状が軽く済んだという指摘もあるけど)。

風疹、麻疹、大丈夫かなあ


 それにしても、この免疫の弱さ。いずれもかつてきっちりかかっている風疹に麻疹、やっぱ予防接種が必要なのかと不安になってきた。