根岸線の先頭車両
午後5時前、横須賀線で横浜に到着、根岸線に乗り換えようとしたら、先頭車両周辺がものすごい混みよう。なんで?と思ったが、よーするに球場に向かうファンにとって、関内駅に着いたとき、出口の階段に最も近いのが先頭車両。としごく単純な理由。それにしては、青いベイスターズのユニフォームを着てる人が少ないなという印象。マツダスタジアム最寄りの広島駅周辺が赤いシャツだらけになるのに比べ、ちょっと違うなという印象。まあ、はまっ子、ちょっと奥ゆかしいのかな。
完全防寒対策
ネットでのチケット購入時はほぼ満席のように見えたが、試合開始30分ほど前の段階で5分ぐらいの入りか。平日だし、仕事持ってる人はぎりぎりに来るのかしら。グラウンドではゆるキャラや、オフィシャルチアチームdiana(ディアーナ)のパフォーマンスが繰り広げられているが、とにかく寒くて、早く試合始まってくれという気持ちになる。
ダウンこそ着ていないが、フリースに裏地付きパーカ、首にはマフラー、頭はキャップ、膝掛けと完全防備。野球の試合でこの寒さ、選手も動きが鈍くなりそう。
残念ながら1塁側の席で今永の快投を見る
座席はネット裏から少し1塁寄りの内野席。3塁寄りは買うことができなかった。周囲はほぼベイスターズファン。どういう態度を取ったらいいのか少し悩む。6時すぎ試合が始まった。レフトの守備位置に向かう筒香の体がでかい。というか左右の幅が広く、まるで外人のようだ。ジブリの映画に出てきそうな感じだ。先発は広島に何度も煮え湯を飲ませている今永。ストレートがびしびしと決まる。スピードガンで150キロ。あんなスピードって出てたっけ?広島打線は全く打てない。
フライドポテトと唐揚げ、ビール1350円
一方、広島の先発は大瀬良。こちらストレートは152キロと早く、投手戦かと思った。ところが、3回一番神里の2塁打の後、楠本のタイムリーで1点。4回もソトの2塁打の後、キャッチャー伊藤光のタイムリーで1点を取られる。
過去2年、神宮で美味しい食べ物に全く遭遇しなかったので、この日はスーパーで買った助六ずしをぱくついていた。寒くてビールを飲む気にもならない。さすがに5回が終わったところで、温かいものが欲しくなった。どれもイマイチの気がしたが、行列が一番長かった売店に並び、フライドポテトと唐揚げ750円とビールのセットを買った。合わせて1350円。球場の食べ物ってホントに高い。
伊藤光、今度はツーラン
席に戻って6回、大瀬良にタイミングが合っている伊藤光がレフトスタンドにツーランをたたき込む。打った瞬間、周囲が全員立ち上がり、軌道が見えない。目の前のおじさんからハイタッチを求められた。苦々しいけど、弱々しく手を合わせた。小さな声でチッと言っていたのだが、聞こえなかったようだ。こうなると拒否もできんわなあ。4対0となりほぼ勝負あり。
ソトのツーランで戦意喪失
これに対し、広島は4回、菊池がレフト前に打ったヒット1本だけ。あとは凡打のヤマだ。7回裏、トイレに行った。ピッチャーは中村恭に変わっていたが、戻る途中に大きな歓声を聞いた。ソトがツーラン、完全にとどめを刺された。見てないけど、おそらく外角低めにストライクを投げたんだろうなあ。あのコース、ソトはマジよく打つ。大瀬良は1回外寄りのボールで三振に取っていたけど、中村にそんなコントロールはないわなあ。。今年のカープはこうなるとからっきしダメ。
逆転のカープはどこに行った
8回も両軍ともさらっと攻撃が終わり、9回表の広島は代打の長野。ついこの前まで巨人の選手だったせいか、横浜ファンからも歓声が上がる。しかし期待を裏切り、三振。残り2人も倒れ三者凡退で終わった。反撃なんて、雰囲気からっきしなし。逆転のカープなんて言葉が懐かしい。
最後のバッターが倒れた瞬間、席を立った。若干、かっかしたせいもあり、100均一で買った折りたたみ座布団を忘れてしまった。
ところで階段から階段まで10の椅子が並んでいるうち、ほぼ真ん中に座っていたのだが、グランドに向かって右の4席はとうとう最後まで客が来なかった。新しいスタンドもでき3万1千人を超える観客が入っていたようだが、よく見るとベイスターズ側は空席が目立った。寒さか、仕事か、まあそんなものだろう。広々使えて助かったが。
2時間36分の最近では短い試合。帰りはマジ寒かった。
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