12時も過ぎれば行列ができる人気店。たまたま11時半ごろ前を通りかかり、ちょうどいいかなと思って入りました。玄関を入って右側には椅子とテーブル席、左側はお座敷になってます。1人で入ると、右側に通されテーブルを挟んで差し向かいの席に座ります。
鶏挽肉の親子丼
注文は「かま定食」。変わった名前だけど、親子丼のこと。鶏肉ではなく、鶏の挽肉を使い卵でとじたもの。タマネギも使っていないそうで、私個人としてはちょっと味の薄さを感じます。以前、食べたときも同じ感想でしたが、味覚障害になるほど強い治療を受けても、私の味覚は変わっていなかったのね。
唐揚げ定食の注文目立つ
周りを見回すと、かま定食よりも唐揚げ定食やたつた揚げ定食を注文する客が目立ちます。かつて来たときは、大半がサラリーマンでほぼ全員がかま定食を食べていたのに比べると、えらい違い。ただ、唐揚げを食べているのはいずれもカップルで一組は日本人ではなかったみたい。食べながら、ネットで検索していると、かま定食より唐揚げを評価する声の方が目立ちました。結局、そういうことなのかなあ。
三島が自決前日「最後の晩餐」
ところで、この店は三島由紀夫が市ヶ谷の防衛庁(今の防衛省)に押し入り、自決する前日の1970年11月24日、楯の会のメンバー4人と「最後の晩餐」をした店として知られています。ただし、夕食です。コースは1万円以上のお高い料理です。それと、テーブル席の部屋の壁を見ると「敬天愛人」の書が飾ってありました。元首相の鳩山由紀夫氏の祖父である元首相の故鳩山一郎によるものです。この言葉、確か西郷隆盛で有名だけどなあ。
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