マウスのタブレットPC これまでもトラブル続き
壊れかけていたのは、マウスコンピューターのタブレットPC。これにはいろんな出来事があって、2017年に購入したものの、半年もたたないうちに、トラブルで猛烈に混み合った電車の中でバックに入ったまま液晶が割れ、カーソルにあっちに飛んだりこっちに飛んだりするようになっていた。購入店に持ち込んだが、物理的な破壊は1年保証の対象外と言われ、修理費が購入と変わらないため、押し入れの片隅に。仕方なく同タイプの後継機を購入した。
新しい方が先に昇天
ところが、後継機も悲しい顛末に遭う。ウインドウズ10を更新しようとして、あれこれやっていうるちに壊れてしまったのだ。理由はよく分からないが、メモリーが少なすぎるため「外部記憶装置の接続を」と指示され、外付けハードディスクだのUSBだの、SDカードだのいろいろやってるうちに動かなくなり、購入店に持ち込んだら、やっぱりアウト。しかもギリギリ1年の保証期間を過ぎていて、結局廃棄。
タブレットPC昇天、ウインドウズ10更新中
フリーズ、電源も切れない
再び押し入れから持ち出してきたのが、このタブレットだった。取りあえず動く。秀丸エディターで文書を書いていると、突然、バックスペースが動き出し、すべての文書が消えるという恐怖の瞬間があるが、こまめに保存するので何となく使えているのだ。
ところが、8月のある日、会社で開いていて、いざ使おうとすると、フリーズしてまったく動かなくなった。電源を切る方法もなく、ウインドウズ10のリセット機能にも反応しない。画面がついたままでどうにもならなくなった。またまた廃棄かと呆然。まあ1機2万円ちょっと。2台分でも4万円ちょっとだから、仕方ないかとほとんどあきらめていた。
ダイレクトショップで強引に見せる
その日、実は保証期間1年が過ぎたばかりなのに故障してしまったパナソニックのデジカメを修理するために、秋葉原にある「秋葉原LUMIX&Let's note修理工房」に出かける予定だった。パナでは「デジカメは基板が壊れており、修理代10800円」と言われ、悲しい気分で秋葉原を歩いていると、マウスの黄色い看板が見えた。
「秋葉原ダイレクトショップ」があったのだ。そこで立ち寄り、相談すると、こちらは修理はやってないと店員さん。修理までいかなくても何とか直せないかと、画面がついたまま、うんともすんとも言わないPCを強引に見せた。
「電源切れればシャットダウン」
店員さんは困ったような顔をして電源を切ろうとしたがやはり動かない。電源が切れないことを確認し、彼が言ったことは「電池が切れればシャットダウンする。そのときに立ち上がるかどうか」とアドバイスをしてくれた。そりゃそーだ、シャットダウンはするんだあ。若干、希望がわいてきた。
結果的に適切なアドバイス
画面がついたままのタブレットを持ち帰り、3時間後、電池はついになくなりシャットダウンした。おそるおそる再びスイッチを入れると、問題なく作動し始めた。結果的には「適切」なアドバイス、ありがとう。感謝感謝だ。
ついでに言うと、その店員さんはこうも語った。そのタブレットPCは、スマホに毛が生えたようなCPUを使っていて、ばかでかくなったウインドウズ10を走らせるには、かなり無理があると。フリーズの原因もそうかも。しっかし、マジいろんなことがあるタブレットPCだ。