いつもは満杯なのにすぐに駐車場に入れた
ビーチといえば夏の暑さを乗り切る楽しいレジャーと思ってた。しかし、この夏の恐るべき酷暑、事情は少し違ったようだ。8月21日、年間を通して何度も出かけている横須賀市西部の秋谷海岸。併設する県営駐車場は無料のため、特に夏場は海水浴客で平日でも常に満杯の状態だったが、3分の1ほどが空いており、すぐには入れてしまったのだ。
この場所とは10年以上のつきあいだがこんなケースは初めて。ビーチを見ると、人の数はまばら。その昔であればビキニのおねーさんがたくさん寝っ転がっていたし、最近でもゲイとおぼしきバーベキュー集団を見かけたが、そうした大人はほぼゼロ。近所の子供の海水浴がせいぜいだった。
こんなに客が少ない夏は経験ない
駐車場管理のおじさんに聞くと、こんなに少ないことは最近では経験がない。暑さのせいで人が海にさえ出なくなったのではないかと話す。「海沿いはそれほど暑くはならないんだけどなあ」と不思議そうに話す。
隣接するレストラン「ドン」に入り、お店の人と話してみると、同じ意見。「毎日、命にかかわる暑さなんて言われたら、外に出にくくなるよね」。
32度、暑いけどちょうどいい
この日は午後の後半になればなるほど、雲が切れて好天になった。気温は32度を少し超えたぐらい。透き通った青い空が、秋を感じさせとてもきれいだ。ただし、台風19号、20号の影響が及んでいるのか、うねりが結構ある。海に入る準備はしていなかったが、ビーチ沿いを端から端まで歩いてみた。
日差しが結構きつい。時折、強い波がバッシャー押し寄せ、半ズボンの下の方を濡らしてしまう。ただし、それほどの暑さは感じない。子供たちからキャーキャーという声。日常の格好をした若い女性2人が、サンダルを手に持って、こちらと同じように波打ち際を歩いて行く。水着でもなく海向きのスポーティーな格好でもないけど、なぜかよく見る姿だ。
熱中症ににびびって、夏遊びできず
実は私自身、体調が回復してきたこともあって、この夏、ソロキャンプに行こうとか、海に行こうとか考えていたが、やっぱりこの酷暑にびびって出かけられなかった。35度を超える高温はやはり熱中症への恐怖が先に立つ。
バーベキュー族には暑さはつらい
とはいえ、水分を十分補給しているのであれば、海の中に入って体を冷やす海遊びがそれほど危険とも思えない気もするのだ。熱中症は水分不足が原因ではなく、体全体が暑くなることで起きる症状。デッキの上でずっと寝っ転がっているのならともかく(その前にひどいやけどしちゃう)海の中に入っている分には、それほど怖くはないのでは。
もっとも、最近のビーチを見ると、海に入ってる人はかなり少なく、バーベキュー遊びに多くの時間を費やしているから、やっぱり酷暑は耐えきれないのかもしれない。
夏は暑いといっても、遊ぶなら32度ぐらいが限界ってことなんだろうな。
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