2018年5月27日日曜日

シャンシャンももう1歳 赤ちゃんじゃなくなっちまった

 昨年6月に誕生した上野動物園のパンダ・シャンシャンを5月24日に見てきました。生後間もなく1年。母親のシンシンと比べれば一回りも二回りも小さいものの、単独でいると、立派にパンダ。どうも時期を外したみたい。子どもってあっという間に大きくなるもんなあ。

午後1時前に、3時40分の整理券ゲット


 6月5日から先着順に変わるそうですが、見に行ったときは整理券方式でした。平日だし、整理券終了なんてこともないだろうと、午後1時前に上野動物園に到着。600円のチケットを買い、さっさと入場すると、入口横のテントで整理券が配られていました。1人1枚だそうで、何人分かをまとめてもらうことはできません。


 整理券は15時40分の回。あと3時間近くあります。入口横にあるパンダ舎。行列用にポールで通路が区切ってありましたが、待っている人がいないし、行列もできていません。すぐに見せてくれたらいいのに、といいながら、園内に向かいます。ふと見ると、雄パンダ、つまりシャンシャンのお父さんリーリーが屋外の別の舎にいて、1匹で笹を食べています。こちらは自由な観覧、そうかあ、あくまでもシャンシャンだけなのね、と妙に納得します。


ほかの動物でぶらぶら


 この日、好天に恵まれたのは嬉しいけど、日なたは結構暑い。上野動物園で動物を見るのは子どもが小さいころ以来なので、もう何十年ぶり。東園から西園と歩き、こんな風に離れていたっけ?西園では食堂で昼食。1時半ごろ、パンダの整理券が終了したとの園内放送が流れていました。30分到着が遅れると、やばかったなと胸をなで下ろします。
 食後、東園に戻りヒグマやライオン、虎、ゴリラなどおなじみの動物を見て回ります。かつてぽつんと不快そうな表情が話題になっていたゴリラ君も、ゴリラの住む森という広めの施設に入っており、家族がそろって余裕がある感じ。赤ちゃんを中心にほほえましい雰囲気を醸し出していました。

30秒ごとに移動して鑑賞


 午後事3時半、いよいよ待ちに待ったシャンシャン観覧の時間になりました。パンダ舎前に行くと、数十人が待っていますが、次々と中に案内されおり、あまり待たされ感はありません。10分もしないうちに順番が来ました。7、8人のグループごとに中に入ります。パンダ舎前の通路は4つに仕切られ、30秒ごとに隣に移動する流れでした。


 最初の仕切りに入ったとき、パンダ母子は屋内の2つの部屋にそれぞれ別れてました。目の前にいるのは母パンダ。どうしても、隣の部屋のシャンシャンに目が行きます。30秒たって次の仕切り。見るのはシャンシャン。木の上でササを食べています。30秒、次の仕切りでようやくシャンシャンの正面に来たと思ったら、母親のいる部屋に行っちゃいました。4つ目の仕切りからは何も見えません。合わせて2分。母子が一緒にいないと、シャンシャンがどれぐらいの大きさか判別つきません。単独で撮った写真では、大人のパンダと変わりませんでした。

 6月5日から先着順になるそうですが、観覧の仕方はどうなんだろう。もし同じであればたったの2分。あっという間は変わりません。成長したシャンシャン。可愛い時期は少し過ぎたようです。まあ、焦ることもないでしょう。

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