透き通った海、アクアラインに似て非なる
国道191号から「角島大橋」の表示があり、それを進んでいくと間もなく、海へ長く伸びる橋の姿が見えてきました。海の中を突っ切る橋といえば東京湾アクアラインで見慣れた光景だけど、海の色、周辺の光景などまるで違います。
前日まで雲一つない青空でしたが、この日はお昼頃から雲が出始め、角島大橋に到着したときは曇り空に変わっていました。そのため、グラビアなどで見られるエメラルドグリーンの海、というわけにはいかなかったけど、海は透き通りきれいです。
角島側のアングルは低く
橋のたもとに着くと、すぐに橋を渡ります。海の中道をまっすぐに進んでいく感じ。全長1780メートルとのことですが、片側1車線の道を40キロでゆっくり走っても数分で渡れました。途中、どこか停まれそうな場所があるのかなと思ったけど、幅が狭くて通行の邪魔になりそうなので断念して、とりあえず対岸に行くことにしました。渡り終えたところに車が20台ほど停車できる駐車場とちょっとした展望台があります。さっそく車を降り、グラビアとは反対側のアングルから撮影します。位置が低いため、一望とはいきません。
本州側に小高い絶好のアングル やっぱり中国人客
Uターンして、本州側に戻ります。走っていると、真正面が小高くなっており、たくさんの人が橋に向かってカメラを向けているのが見えました。次のアングルはあそこだと定め、橋を渡り終えると、すぐに橋を見下ろす位置へと車を走らせます。路上駐車の車が何台も連なり、車を降りて写真を撮る人たちでガヤガヤしています。
ほぼ坂の頂点付近に車を停めます。正面にはグラビア通りの光景が広がります。真っ青な海にまっすぐ走る橋。とても美しい光景です。橋と海をバックに写真を撮る観光客。それも目立つの中国人でした。日本人でもあまり来られないのに、こんな場所まで来ちゃうの?とちょっと驚きです。何枚か写真を撮っていると、パトカーが橋を渡ってくるのが見えました。橋のたもとに目を向けると、向かって右手に駐車場があるのを見つけ、そちらへ降りていくことにしました。
駐車場に車を停めて振り返ると、坂道の車が減っていました。さっきのパトカーが蹴散らしたのかしら。違法な路駐といえば路駐だもんな、あの場所は。
観光は午後5時までに
5時も過ぎていたのでたもとの土産物屋さんは閉まってました。ここでご注意。地方のこうした観光地では土日祝日でもどんなに日が高くても多くが5時に閉めてしまいます。5時までが勝負なのです、観光は。店の横にはちょっと意味不明なモニュメント。やっぱ説明がほしいよなあ。
というわけで、美しく雄大っぽくはありますが、所詮は人工物です。おぼろげな記憶だけど、海面からの高さは東京湾アクアラインよりかなり低い感じで、遠くを見るというより足下の海を見るという雰囲気でした。
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