オーソドックスな2回漬け
参考にしようとネットを調べてつくづく思うのは、レシピで「簡単」という言葉がやたら多いこと。そんなに忙しいわけでもないので、オーソドックスな作り方を紹介してくれればいいのに、それじゃ「浅漬け」。野沢菜や広島菜みたいなものしかできないでしょ?と思うものが大半。一方で本格的なものは100日以上漬けるとか書かれていて、ほとんど参考になりません。仕方ないので、昨年のことを思い出し、1回目を3日ほど漬け、その後、2度漬けをする作戦を立てました。
高菜2キロ、最初はビニール袋で一晩
高菜は2包み購入し、それぞれ重さ約1キロで計2キロ。塩分は5%ぐらいが標準らしいので、先に100グラムを用意します。高菜をきれいに洗い(けっこう大ざっぱ)、根元から2センチほど切ります。半日ぐらい天日干しとか、太い部分はたたいてつぶすとか、指摘されていますが、買った翌日が雨だったこともあり、あきらめました。去年も確か天日干しはしなかったですし。
バネの力で野菜を押さえる小型の漬け物器を持っていますが、とても入りそうにありません。そこで、まずボールの中に一列ずつ並べていき、全面に広がったところで塩をまぶします。ひと通り塩をまぶしたところで、ゴミ袋用の大きなビニール袋に入れました。洗濯用のかごに入れ、漬け物石代わりに5キロの米、ペットボトル3本ほどをおき、1日置きました。
漬け物器2つで2晩
翌日、ビニール袋の中を見ると、結構水が出ています。そこで、新たに購入した一回り大きい漬け物器と合わせて2つの漬け物器に入れ替えることにしました。底に一列ずつ入れたら、反対向きに一列ずつ並べる方法で、2つの漬け物器にぴったり収まりました。出た水も塩分を含んでいるので一緒に入れます。
翌々日、計3日間の1回目の漬けが完了です。順調に水が上がっています。取り出して小さく刻んで食べてみると、ちょっと硬めながら、野沢菜、広島菜のような味がする浅漬けになっていました。
3日後に本漬け開始、昆布と鷹の爪も
ここから本番です。あくが出て茶色くなった漬け汁を捨て、高菜を絞って、漬け直します。かなり水分が出たためか、漬け物器1つ分で全部収まりました。並べる際、5センチ四方の昆布を小さく細く切ったものと鷹の爪3本分を入れました。量的にはよく分からないけど、気分的なものです。追加の塩に関しても、「同じ量入れろ」「それ以上」、など意見はさまざまなため、追加分として半量の50グラムほどをまぶしました。
昨年の記憶では、さらに数日間、ある程度漬かったところで食べると、いわゆる市販の高菜漬けになっていて、やたら美味しかった記憶があります。その後も時間を経過すればするほど味が増していきました。そのまま食べるというより、ラーメンに入れたりチャーハン、さらには炒め物、市販以上の美味でした。さて今年はどうか楽しみです。
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