2018年3月31日土曜日

開幕試合、首都圏で見られないのはカープ戦だけ

 日本のプロ野球が開幕した3月30日の朝、新聞のテレビ欄を見てがっくりした。どこを探しても、広島-中日戦の放送予定がないのだ。首都圏に住む身として、実はあまり期待はしていなかった。広島は遠いしなあ、と。ところが、番組表をよく見てみると、セパ両リーグ計6試合のうち5試合は中継がある。地上波は日本テレビの巨人-阪神戦のみだが、BSで4試合が中継されており、結局、広島の試合だけが取り残されてしまった。

開幕戦、鈴木誠也が元気な姿

事情はいろいろあるだろうけど


 契約の問題とか、そりゃいろいろ事情はあるだろう。有料テレビと契約し、金を儲けたいという事情も分かる。しかし、ことは開幕戦だ。神宮球場などビジターの3塁側の方が客が多いという現実があるぐらい広島人気は高い。無料の放送に乗せることでさらに人気を高めることを考えないのだろうか。

BSが4ゲーム中継


 ほかの中継は、NHKのBS1が「ソフトバンク」対「オリックス」。BS朝日が「日本ハム」対「西武」、BS-TBSが「横浜DeNA」対「 ヤクルト」。そして「ロッテ」対「楽天」も「BS12 トゥエルビ」が中継する。

首都圏は有料テレビのみ


 では広島の開幕戦はどうやれば見られるのか。ネットで調べてみた。テレビ中継はスカパー!やJSPORT1が中継していた。要するに有料テレビだ。地上波では、日本テレビ系列の広島テレビが放送予定。ネット中継はDAZNが放送する。ただし、広島県内でのライブ視聴は不可という異例の対応。おそらく広島の地元のゲームは各局が中継しており、ネット中継は排除されたということだろう。

来年も変わりそうにない


 というわけで首都圏ではお金を出さない限り、見ることはできなさそうだ。とりあえずRAZIKOでお茶を濁すしかないのか。せめて開幕戦ぐらい全試合が無料で見られるみようにしてほしいもの。この構図、来年も変わらないんだろうなあ。

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