2018年2月6日火曜日

プジョー2008とゴルフを比較してみると

 2017年春、7年乗ったフォルクスワーゲンゴルフのトレンドラインからプジョーのSUVである2008に乗り換えた。9カ月ほどすぎ、走行距離6500キロ。月700キロぐらいのペースだが、レジャー中心の利用なのでこんなものだろう。ゴルフのような日本で人気のドイツ車と違って、ちまたであまり見かけることがないフランス車。ゴルフと比較しながら、とりあえずのご感想。
         
ゴルフ(左)とプジョー2008

走りはきびきび アクセルとよく反応


 SUVと言いながら、ゴルフに比べ車幅が4センチ、全長が5センチ短く、かなりボディはコンパクトだ。車高がある分、そばに立つと大きく感じるが、駐車場で並んでいる姿を見ると、こぢんまり。SUVスタイルのコンパクトカーというべきか。
 走りはとてもきびきびした感じがある。ダウンサイジングターボだが、発信してしてから加速のもたつき感がなく、すーっと速度が上がっていく。高速道路でインターチェンジから本線に入るとき、追い越しをするとき、いずれもアクセルとよく反応しなめらかに加速していくためストレスを感じない。というより、アクセルを踏み込むと結構、グイーンと伸びていくのでかなり心地良い。

坂道は少し弱いな


 この点は同じダウンサイジングターボでもゴルフの場合、加速にもたつきがあり、高速に入るときなど、スピードが上がらずひやひやすることがあるのに比べかなり楽だ。ただし、爆発的な加速という意味ではゴルフの方が上だが。
 欠点があるとすれば力か。同じ1200CCのエンジンで重量も1・2トンぐらいだが、2008は坂道でちょっと苦しい時がある。すでにスピードが出ている高速道路の坂道で追い越しなどをしたいと思ったとき、アクセルを強く踏んでも平地のようにはすーっと加速していかない。もたつきつつもぐーんと加速していくゴルフほどの迫力はない。

高速走行でリッター17~18キロ 安定性も良好


 燃費もゴルフにアドバンテージがある。安定した高速走行だと、リッター20キロ前後、渋滞のない東名の御殿場-横浜青葉間で、リッター24キロもの高燃費を記録したのに比べ、2008は17-18キロといったところ。ガソリンの減りも早い感じだ。現在のトータルの燃費は13・5キロ。ディーラーに聞くと、通常は12キロ台なので少し良い方かも。
 高速安定性に関しては、当初、やっぱりアウトバーンで鍛えられたゴルフに分があると思った。首都高を走ったとき、ちょっとふわふわ感を感じたからだ。しかし、スピードが出せる新東名を走ったとき少しイメージが変わった。何キロとはちょっと言いにくいが、かなりぴたっと路面に吸い付いていた。もしかしたら、80-90キロより上の速度の方が安定度が増すのかもしれない。

トランク、使い勝手はこれから調査


 シートは比較が難しい。助手席の感想を聞く限りでは座り心地はゴルフ、前のスペースなどの楽さでは2008と聞いている。ドライバーからすると、車高が高く見下ろす格好の2008と見上げる格好のゴルフとでは感覚が違いすぎる。
 
 SUVとはいいながら、実はこの車でアウトドア遊びはまだできていない。体調の問題で先延ばししていた。だから、トランクに遊びの荷物を積んでのお出かけは経験がなく、使い勝手が不明。広そうに見えるけど、何か物足りない感じもしている。そこは今年初夏から夏にかけてチャレンジする予定だ。

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