2018年2月22日木曜日

運転のシステム監視しかない 無謀ドライバー抹殺のために

 バックミラーを見た時、青いスポーツカーがぴったりと後ろにくっついていた。ほとんどあおりに近い車間距離。恐怖すら感じる。事故にはなっていない。しかし、こういう無謀な手合いからは運転免許証を取り上げるべきだ。そのためにはドライブレコーダーを標準装備とし、走行データを常にシステムに送らせ監視する。技術的には可能だろう。このような殺人予備軍の存在を抹殺するには、プライバシーには目をつぶるしかないのではないか。


あおり車が左からの追い越し あわや事故に


 上野方面から首都高中央環状線を浜崎橋方向に向かっていると、汐留付近で迷惑な青い車に気づいた。渋滞とは言えないものの交通量は多く、すぐ前方にも車。スピードを上げて引き離すわけにもいかない。速度は60キロほどしか出ていない。
 まもなく3車線となり、左は羽田、湾岸線方向、中央と右車線は芝公園、渋谷方向へとの案内。鬱陶しいの追い越させそうとウインカーを出して左に出るまさにその瞬間、左目に青い車の姿が入った。「やべっ」と慌てハンドルを右に戻す。幸い60キロぐらいだったので、車は左右に揺れたものの、コントロールは失わず、事なきを得た。

もしぶつかっていたら


 青い車は追い越した後、すぐに右車線に入り、前方の車の真後ろにぴたっと張り付いたまま、目黒、渋谷方向に走っていった。もっとも左右前後、車がびっしり走っており、とても追い越せそうにはなかったが。
 それにしても、あのドライバーは何を考えていたのだろうか。あんな余裕がない道路で左からの追い越しとは。こちらはわざわざ先に行ってもらおうとしていたのに。気づかずに左ハンドルを切れば接触して、その後何が起きたか分からないし、こちらもコントロールを失って、不測の事態になったかもしれない。とにかくヤツがぴたっと張り付いたことがすべての原因だ。

多分、超高級車のGTR


 一体どういうことができたんだろう。車の速度を思い切り遅くしてやるか。渋滞が発生し、最後方が追突される危険を引き起こすことになるが。それよりも、ヤツのようなドライバーを根絶するのが一番としか思えない。
 青いスポーツカーは日産のGTRだったようだ。中古か新車かは知らないが、新車だとへたすりゃ1000万円を超える高級車。エンジンも1000馬力とかいうばかげた車だ。それだけの車に乗るのだから運転は上手なのだろう。しかし、他人に事故を誘発させるような運転は断じて許せない。

ヤツらは教育しても直らない


 少し前、あおり運転など、迷惑ドライバーによって誘発された事故が問題になった。たぶん、この種の人間は教育しても直らない。自損事故を起こして死んでもらうのを願うのみだが、他人を巻き込む危険性もとても大きい。予防策はただ1つ。運転のシステム監視だ。高齢者ドライバーのばかげた事故も、迷惑ドライバーも見つけ出すことができるはずだし、技術はその程度が簡単にできるぐらいまで進んでいるはずだ。

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